年をとるとは

たかが20代の戯言なのだろうか。

年をとるにつれて、明らかに小さい頃よりも感情の起伏がなだらかになっていると感じる。理由はいろいろあると思うが、まあ本物の初体験というものが少なくなってきたからなのだろう。大体のことは形はどうあれ一回経験していることばかりになっている気がする。例を挙げるとキリがないが、面白いところでいうと、世の名言とかだろうか。「明日やろうは馬鹿野郎」だの、「やまない雨はない」などは好例かもしれない。誰しも必ず人生で一回くらいは聞いたことがあるはずである。初めて聞いたときは、上手く言ったもんだなどと思ったが、今では頭の中を滑っていくだけである。強い喜びを感じるには、新しい経験による強い刺激が必要なのだろう。なかなかに耳が痛い。今、自分が希望を持っているのは、ネットで有名になること。なかなかいい刺激になりそうである。おら有名になりてえ。作曲は継続しよう。